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不動産を売買する上で、その物件の情報を早い段階で調査しておく必要があります。
買主が物件を探している段階で、「この不動産にはどのような建物が建てられるのか?」と考えるからです。
そのような日々の業務で登記簿の内容を読めるようになるのは重要です。
不動産の調査で必要な、登記簿の閉鎖登記簿・閉鎖謄本とはなんでしょうか?
不動産の売買において土地利用の内容を説明する際には正しい根拠を正確に売主・買主に伝える必要があります。
建築士試験、重要事項説明などにおいて必須の知識となりますので、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
それでは、わかりやすくポイントを絞って解説します。
1 登記簿・謄本とは
不動産登記はその不動産が
- どんなものなのか、
- どこの誰が所有しているか
を記録しているものです。
登記簿は、その不動産で誰がどんなことをしたのか記録がまとめられた台帳の事になります。
登記簿謄本とは原本である登記簿をコピーしたものです。
現在では電子化により原本が存在しなく、代わりに磁気ディスク内容の登記内容(登記事項)をプリントアウトした書類が、登記事項証明書です。
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2 閉鎖登記簿・閉鎖謄本とは
登記簿は、誰でも見られるように公開されています。
その公開の対象から外された登記簿のことを閉鎖登記簿(閉鎖謄本)といいます。電子化後に閉鎖されたものは、閉鎖事項証明書といいます。
閉鎖される登記簿として、滅失登記された登記簿や、合筆や区画整理の換地処分により、消滅した地番の登記簿があります。
閉鎖登記簿を利用することで、過去の土地の利用状況がわかるほか、所有者や権利関係の履歴をさかのぼることができます。
■まとめ
いかがでしたか?
不動産調査の基礎となる『閉鎖登記簿・閉鎖謄本』についての説明でした。
物件の仲介を行うためには、土地利用の条件を的確に調査し、売主・買主に適切に把握してもらう必要があります。
物件の売買を実施・仲介するにあたっては、宅地建物取引士として重要な要素となってきます。
調査した結果、売買の対象となるについては、十分に説明し理解のうえ、契約を行う必要があります。
少しでも疑問がある場合は、事前に十分に確認しチェックをしておきましょう。
不動産の取引・設計や投資の際には、買主や施主の要望を十分に理解して、リスクを回避するためにも理解をしておく必要がありますね。