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不動産を売買する上で、その物件の情報を早い段階で調査しておく必要があります。
買主が物件を探している段階で、「この不動産にはどのような建物が建てられるのか?」と考えるからです。
それでは、登記簿謄本と登記事項証明書は何が違うのでしょうか?
不動産の売買において土地利用の内容を説明する際には正しい根拠を正確に売主・買主に伝える必要があります。
建築士試験、重要事項説明などにおいて必須の知識となりますので、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
それでは、わかりやすくポイントを絞って解説します。
■ 登記簿謄本と登記事項証明書
不動産登記とは「その不動産がどんなものなのか、どこの誰が所有しているかを記録しているもの」であり、また「その不動産で誰がどんなことをしたのか記録したもの」になります。
登記内容(登記事項)を記載した書類の呼び方について、
①登記簿謄本
登記簿謄本とは原本である登記簿をコピーしたもの(紙)
②登記事項証明書
コンピュータ化により磁気ディスク内容の登記内容(登記事項)をプリントアウトした書類
のことです。
①も②も内容は同じです。
「謄(とう)」という字は、原本をそのまま写すという意味です。
紙ではなくなったことから原本が存在しなくなり、代わりが登記事項証明書なのです。
■まとめ
いかがでしたか?
不動産調査の基礎となる『登記簿謄本と登記事項証明書の違い』についての説明でした。
物件の仲介を行うためには、土地利用の条件を的確に調査し、売主・買主に適切に把握してもらう必要があります。
物件の売買を実施・仲介するにあたっては、宅地建物取引士として重要な要素となってきます。
調査した結果、売買の対象となるについては、十分に説明し理解のうえ、契約を行う必要があります。
少しでも疑問がある場合は、事前に十分に確認しチェックをしておきましょう。
不動産の取引・設計や投資の際には、買主や施主の要望を十分に理解して、リスクを回避するためにも理解をしておく必要がありますね。